奉納茶蕎麦をお作りしました。

 時は鎌倉時代の中頃、幕府は執権北條氏一門によって占められ、御恩と奉公の名の下に御家人達が「いざ鎌倉」と備えて暮らしていた時代。 またこの頃は、仏教文化が花開いた時代でもありました。 東金市の大部分は鎌倉の古刹、浄光明寺と報国寺の寺領となっており、各寺院などに伝わる古文書がそれを物語っています。 松之郷の願成就寺は鎌倉 浄光明寺と同じく北條赤橋流創建にして、改宗前は鎌倉の古刹である極楽律寺の末寺であり、南都北嶺 律宗西大寺流に於ける東国布教の重要な拠点でありました。 当時の奈良 西大寺長老は思円房叡尊さん、東国の最重要拠点であった鎌倉 極楽律寺長老は良観房忍性さんでありました。 西大寺に伝わる「西大寺興正菩薩御入滅之記」には叡尊阿闍梨の死を早飛脚により伝え聞いた弟子達の悲嘆に暮れる様子や、仏事に必要な物を送った事などが記されています。 そこに總州願成寺との記載されているのが通称願成寺こと願成就寺なのです。

 当時の願成寺長老は圓眞房榮眞さん、榮眞さんは鎌倉 極楽律寺の初代長老であった忍性さんが亡くなると願成就寺から極楽律寺へ入寺し跡を継いで、極楽律寺二世長老となりました。 叡尊さんや忍性さんが行った事は社会福祉の魁です。非人救済や公共事業などが挙げられます。

 また、当時はまだ茶道というものが無かった時代、抹茶が薬とされておりこれを人々に施す事もあったそうで「施茶」といいます。 願成就寺にも数十年前に墓地を造成するまで茶畑が広がっていたそうです。

 最近、願成就寺では改宗以前の歴史を調査研究する為、鎌倉 極楽律寺・浄光明寺のご住職や各分野の専門家を招いて「總州願成寺研究会」を発足させたそうです。

 

 

 

 

 昨年の秋口に願成寺さんから、研究会に参加の方々に振舞えるものがないかとの相談を受け正直どうしたものかと悩みましたが、中村製麺所は創業が道庭であり、道庭という地名が元は「堂庭」であり、願成寺の堂の庭という事でもある所に由来する地名でもあるし、何とかお役に立てればと一念発起し、素材や風味に拘って「施茶」を彷彿とさせる様な茶蕎麦を作らせて頂きました。 願成就寺で台所をお借りし茹でてお出ししたところ、極楽律寺・浄光明寺・願成就寺のご住職様方を始めとする皆様にとても美味しいというお褒めのお言葉頂戴しました。 4/7〜4/9まで極楽律寺で仏生会が催されるという事で、願成寺から茶蕎麦を奉納される事となり、ご注文をお受けしました。 真心を込めて作らせて頂きます。

ラーメン、うどん、そば、餃子、ワンタン、冷凍麺、学校給食、社員食堂、などの麺類製造販売

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